諸外国ではすでに行われているロックダウン。ロックダウンとは具体的にはどういうことなのか、ロックダウンされるとしたらいつ頃か、ロックダウンに備えて今できることはないのかなど様々な疑問が浮かびます。
日本がロックダウンされる日もそう遠くないのかと思い色々と調べてみました!
4月3日(金)14時からの定例会見でで小池都知事が国が「緊急事態宣言」を発令した場合への対応について話されていたので、載せておきます。
「緊急事態宣言」への対応について
緊急事態処置等の実施予定案の事前公表
・実施を予定している緊急事態処置の概要などについて、予め公表を行うとともに、都民、事業者に準備の勧告
・特措法に基づいて、都民の方への外出自粛要請等の要請(第45条)や、各施設の使用制限等にかかる協力要請(第24条)の実施を検討
・生活必需品の販売や金融サービスなど、社会・経済生活を維持する上で必要なサービスについては、引き続き営業
「コールセンター」の設置
措置にかかる都民や事業者等の問い合わせに対応するため、「コールセンター」を新たに設置するなど、相談体制を強化
4月3日(金)14時 東京都庁定例会見より
その他のコロナウイルスに関する主な内容
- 今週末は引き続き外出自粛要請
- 感染爆発の重大局面には変わりない
- 3つの密を呼びかける動画を配信中
- 過去最大希望の緊急対策など都がなしうる手立てを駆使し全力で取り組む
- 医療提供体制は、新型コロナウイルスに現在病床750床を確保。軽症者無症状者に関しては、病院とは別のホテルへ(来週中にモデルケース運用開始、順次拡大予定)
- 都立学校については、GW空け(5月6日)まで臨時休校・休業措置。
- 区市町村の学校については、都立学校の取り組みを参考に各自治体の判断に委ねる。
- 美術館や博物館や都主催のイベントもGW空け(5月6日)まで中止継続。
- 毎日18:40〜 コロナウイルスに関する情報(感染者数など)を、
- 都庁が運営する東京動画をベースにYoutubrやTikTokでライブ配信予定
4月3日(金)14時 東京都庁定例会見より
この記事に書いてあること
ロックダウンとは?
ロックダウンとは「封鎖」です。「都市封鎖」とも言われています。
ロックダウンの主な内容としては以下が多い様です。
・イベント、大規模な集会などの自粛要請
・休校・休園や公共施設(美術館や博物館など)の閉鎖
・海外渡航の禁止、外国人旅行者の入国禁止
・交通機関の運休
・経済活動の停止(インフラ関係、スーパーや配送会社等は省く)
・外出禁止、移動規制、指定地域への立ち入り禁止
これら全てがいきなり適応されるわけでなく、国や時期によっても違い、
段階的に取り入れた取り入れていくことも多い様です。
イベント、大規模な集会などの自粛要請に関しては、日本でも3月23日現在行われている事を思えば、ロックダウンされつつあるという事なのでしょうか?
どのくらいの期間ロックダウンされる?
2週間〜1ヶ月、2ヶ月と定められている事が多い様ですが、
“ドイツ保健省、最悪の場合ロックダウン2年の可能性も”
引用:https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2020032302100093.html
と報じている記事もありました。かなり長期間になる可能性もある様です。
日本がロックダウンされるとどうなる?
確かなことはわかりませんが、完璧な都市封鎖ではなく緩やかな都市封鎖になるのではないかと予測されている方が多い様です。
日本全体ではなく、東京や大阪などの都市部だけであったり、オーバーシュートが発生した一部の地域に限定される。
外出禁止とは言え、今の国では他国の様に軍隊を導入してまで禁止することはできないので、今より強く自粛を要請するなどにとどまる可能性もある様です。
現在ロックダウンされている世界各国の地域では、
- テレワークが行なえる企業は経済活動を継続している
- 銀行の窓口は閉鎖されているが、ATMのみ稼働している
- 外食産業でもイートインは禁止だがテイクアウトは継続されている
など様々な緩和が行われている様なので、日本でも取り入れられる可能せもあるかもしれないですね。
<4月1日(水>
今の法律では強制できないので、
今より強く各要請を出すことしかできないと報道されていました。
<4月3日(金)>
都の定例会見で、緊急事態宣言が出された場合の都の対応として、
生活必需品の販売や金融サービスなど、社会・経済生活を維持する上で必要なサービスについては、引き続き営業
とあったので、東京都ではスーパーや銀行などが閉まることはなさそうです。
日本でロックダウンはいつ起こる?
巷では東京オリンピックがどうなるか次第ではないかと噂されていましたが、3月24日東京オリンピックがついに延期となりました。
ロックダウンになる予兆としては、
- 新たな感染者が1日あたり100人など大人数発生する。
- クラスターが何箇所でも発生する
- オーバーシュートと呼ばれる状況になる
- 医療崩壊寸前
- 外出自粛要を守らない人が明らか多い
がある様です。
国内の一日あたりの新たな感染者数が3月27日時点で96人と発表されていました。
(参考:新型コロナウイルス感染小の現状と厚生労働省の対応についてhttps://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10521.html)
これはかなり緊迫した状況の様に感じます。
また、東京都医師会会長 尾崎 治夫氏がFacebookで以下ように発信されています。
2、3週間で崩壊するかもしれません
引用:https://www.facebook.com/haruo.ozaki/posts/2839763399476921
上記を踏まえると、今日〜4月中旬の間にロックダウンされてもおかしくはないと予測されます。また、重大な発表は週末にされることが統計的に多いそうです。
オーストラリアがBCGワクチンが新型コロナウイルスに有効か臨床実験を開始した(参考:NHK
※上記はあくまで個人的な見解です。
ロックダウン直後に起きることとは?
ロックダウンは突然の場合と数日間の猶予を持って行われる場合とある様ですが、
どちらにしても、発表されると人々が大混乱に陥る可能性が高いです。
そうなると、海外ではまず食料を買い溜めするためにスーパーマーケットに人が殺到し、大行列ができ、そして棚が空っぽになります。
また、預金の確保のために銀行などに長蛇の列ができたところもある様です。
ただ、このロックダウン直後に一定の場所に人が殺到することによりクラスター発生の危険性が極めて高くなる様です。
流行初期の頃のニュースではスーパーの大行列に何時間も並んだことや不安になった方々が病院に押し寄せ長時間診療を待った事で感染された方も多いと報道されていたと記憶しています。
ロックダウンに備えてできることは?
今すぐにロックダウンに備えれることはまず3つあります。
- 食料品や日用品の備蓄
- 医薬品を確保する
- 現金を確保する
1.食料品や日用品の備蓄
2週間分以上の備蓄が必要とされている様です。
その理由というのが、ロックダウンの期間とも関係ありますが、それとは別にスーパーの棚が空からになってから物資が並び出すまでに2週間はかかるのではないかと予測されている様です。
そして、上記した通り、ロックダウン直後にスーパーなどの長蛇の列に並ぶことは危険を伴う可能性があります。また、事前に備蓄しておく事で混雑緩和に貢献できるなどのメリットもあります!
例えば、一部地域のみロックダウンされたとしても他の地域の方も人ごとではない可能性があります!どこかがロックダウンされてしまうと物流の停滞が起こる可能性があるので、自分の住んでいる地域は大丈夫だろうと過信せず、早めに備えておく事が大切だと思います。
備蓄される際は、必要最低限に留め、買い占めにならない様、良識の範囲内での備蓄をお願いいたします。
過去記事に農林水産省が新型インフルエンザの際に推奨していた備蓄リストや子供向けの備蓄リストも載せているのでよければ参考にしてください。
ロックダウン(都市封鎖)に備えた備蓄リスト !買い物用チックエリストにも!新型コロナウイルス対策!
ロックダウン(都市封鎖)に備えた子供のための備蓄リスト!新型コロナウイルス対策!
2.医薬品を確保する
どの様な状況になるかはわかりませんが、ロックダウンされる様な状況下では感染拡大が深刻化している恐れがあるため、病院に行きたくても急を要する診察以外は受け付けてもらえない可能性があります。
また、医療崩壊の様な現象が起きていなかったとしても、上記の通り診療の待ち時間が長時間になると感染のリスクも高くなるので、処方薬が必要な方は多めに処方してもらったり、薬局で必要そうな薬を確保するなど、事前にを備えておくことが望ましいと思います。
医薬品の備蓄リストについても後日更新予定です。
乳幼児でも使える医薬品のリストも後日更新します。
3.現金を確保す
ロックダウンされていても銀行のATMが使える地域が多い様ですが、上記の通り長蛇の列になる可能性があることや、もし使えなかった時のために最低2週間生活できる程度の現金を確保しておいた方がいい様です。ロックダウン期間中にスーパーが再開されたとしてもお金がなければ食料を購入する事ができないので、現金の確保はかなり重要だと感じています。可能性としては極めて低いとは思いますが、金融崩壊や預金封鎖などに備えたいと思う方は、もう少し多めに現金を確保しておいてもいいのかもしれません。
ただし、現金の受け渡しの際に紙幣や貨幣を介して感染する可能性もあるので、手袋を着用してから取り扱われル方がより安全です。
また、クレジットカード(paypayやLINEペイなどキャッシュレス決済で支払うことが可能なスーパーもあります。そして、ネットスーパーなどインターネットのみの営業になる可能性もないとは言い切れないので、インターネットバンキングやクレジットカードなどが使えるかの確認も念のためされておいた方がいいと思います。
その他にも、ロックダウンで大混乱になるとどの様な状況になるかわからないので、離れて暮らすご家族やご友人に連絡をとっておいたり、自分で備蓄などが難しそうなご高齢の方などの手助けなど色々できることはあると思います。
まとめ
本当にロックダウンがされるかどうかわかりませんし、このまま終息に向かって行けば万々歳なのですが、もしもに備えて 今のうちに対策をとっておけば少し安心できるのではないでしょうか。
ロックダウンについてや、備蓄リストのまとめや子供の備蓄に関する記事も書いているのでよろしければ、ご参照下さい。
ロックダウン(都市封鎖)とは?新型コロナウイルスで東京封鎖!?日本はどうなる?ロックダウンに備えてできることは?
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ロックダウン(都市封鎖)に備えた子供のための備蓄リスト!新型コロナウイルス対策!最後までご覧いただきありがとうございます。
一日でも早く平和になります様に。